バックエンド(利益用商品)を起点にセールスファネルを組み立てる

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です

この1ヶ月は、たくさんコンサルティングをしたので、週末はそれを振り返っていた

コンサルティングで伺ったお悩みや課題も

「ブログに何を書けばいいのか、わからない・・・?」
「どうやって新規集客すればいいのか、わからない・・・?」
「伊堂寺さんみたいなビジネスをやりたいんですけど・・・?」
「とにかく忙しいから、抜け出したい!」
「ブログを始めたいけど、どうすれば・・・?」

という感じで、さまざまだった

今回は、そこで見えてきた共通点をお伝えするね

トピックは「あなたは何を引き立たせたい?」

気持ち的、体力的、時間的、キャッシュ的に消耗している人は、特に読んでほしい

今回のトピックは「とにかく忙しいから、自分の時間がないんです!」という方のコンサルティングをやって着想を得た

よくよくお話を聞いていると

「お客さんは集まっているけど、とにかく忙しい!」
「何かに取り組もうと思っても、時間がない!」

ということだったんだよね

そこでボクは

「集客はできているみたいだから、今は新規集客を一時ストップして、単価を上げて、対応するお客さんの数を少し減らしませんか?」「そのための、新サービスを考案してみてください」

とお伝えした

本来なら、新規集客は常に行うものでストップするものじゃないけどね

ただ、この状態が続けば体を壊しそうな勢いだったので、一時的な措置の意味も含めてお伝えした

もちろん、その方の今までの仕事ぶりが素晴らしいからこその、結果だからなんだけどね

あなたがイチバン考えないといけないことは、「どうやったらバックエンド(利益用商品)が売れるのか?」

今のは例えばのエピソードなんだけど、今回お伝えしたいのは「何を引き立たせたいのか?」を考えるということ

これは集客のノウハウでもあるし、ビジネスの組み立て方にもなるんだけどね

例えば、友だちを呼んでホームパーティーをやるとする

そのときに「何をメイン料理に据えるのか?」

そしてそのメイン料理が引き立つように、その前後に出てくる前菜やスイーツの順番や内容、それに合うドリンクなんかを準備する

そうすると、そのパーティーが統一感もあって、ゲストの顧客体験がより気持ち良くなるってイメージできるかな?

このメイン料理に当たるのが、あなたのビジネスではバックエンド(利益用商品)

そのバックエンドが引き立つように(十分な利益が出るように)、その前にフロントエンド(集客用商品)を持ってくる

場合によっては、さらにその前に、無料オファー(見込み客リストを獲得するための商品)をつくる

だから、あなたのイチバン売りたい商品は、バックエンドにならないといけない

あなたがイチバン考えないといけないことは、「どうやったらバックエンドが売れるのか?」

バックエンドが売れれば、イチバン利益も上がるし、あなたもイチバン楽しい

このことを“セールスファネル”とも言うんだけど、ボクの言葉で「ビジネスはお尻から考える」とお伝えしている

このバックエンドを売るために、ひとつ前に、このフロントエンドを持ってくる

そのフロントエンドを売るために、さらにそのひとつ前に、この無料オファーを持ってくる

それで、この無料オファーがほしそうなお客さんは、どこにいるのか?、何を見ているのか?、どうやって情報を取っているのか?

そこに無料オファーを出す

こうやって、後ろからイチバン前まで、1本の線でつなげていくことを意識してね

今回あなたに考えてもらいたいのは

・何を引き立たせたいのか?(イチバン売りたいバックエンドはどれか?)
・その単価で引き立つのか?(十分な利益が出る単価になっているのか?)
・その顧客導線に統一感はあるのか?(あなたの主張は一貫しているか?)

ということ

パーティーでメイン料理を起点に考えるように、あなたもバックエンドを起点にお尻から考えてね

バックエンドが売れることが目的だから、そこからフォーカスがズレなければ、フロントエンドや無料オファーに多少誤差が出ても一喜一憂することなく、淡々と仕事ができるようになるよ

バックエンドの単価を、気持ち的、体力的、時間的、キャッシュ的に余裕が出るように設定しておくのは、もちろんのことね

P.S. ちなみに、ボクはパーティーとかでも“食べるの専門”で、メイン料理をイイ感じで引き立たせるセンスとかはまったくない!

この辺りは妻が素晴らしいセンスを持っているんだけど、いつも「作りがいがないね〜」って言われてる

いえいえ、いつも美味しい食事でお腹いっぱいになって、ボクは幸せです

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ABOUTこの記事をかいた人

クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。