こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です
ちょうど1ヶ月前に「CMC Meetup 福岡」という場で登壇してきた
CMCは「Community Marketing Community」の略で、コミュニティを通じたマーケティングを考えるコミュニティ
パラレルマーケターの小島英揮さんが主宰されていて、そのミートアップは全国で開催されている
この間、福岡でも2回目が開催され、今回3回目に登壇してきたというわけ
普段はほとんど接しないIT業界や大きな会社の人たちもいて、ボクにとっては新しい世界に触れて楽しかった
今回はそのレポートで、感じたことをお伝えするね
テーマは「コミュニティでお客さんとつながるとは?」
自分のコミュニティをつくりたい方はぜひ読んでほしい
CMCのことを初めて知ったのは、コミュニティのことをチェックしてて小島さんの記事を見つけたことがキッカケ
そして半年前に「CMC Meetup 福岡 Vol.2」に参加したのが最初の出会い
純粋に楽しかったし、コミュニティについて学べる“場”も見つかって、これからも参加したいなと思っていた
そうしたらしばらくして、CMC福岡のリーダーの新藤洋介さんから連絡があり、今回の登壇を依頼された
ボクと妻のこれまでを振り返ってみると、多くのイベントを主催してきたし、気がついたら複数のコミュニティを運営していた
だから、15年以上の経験に基づくその実践ストーリーから、コミュニティづくりに役に立つエッセンスをお伝えしたよ
CMCで使ったスライドは下にアップしておくね
ボクだけじゃなくて、福岡でコミュニティ活動している他の人たちの話も、それぞれの視点でおもしろかった
当日のツイートはtogetterの「#CMC_Meetup 福岡 Vol.3」で追えるよ

Rancher Labs 日本法人代表の新藤洋介さん(左)とパラレルマーケターの小島英揮さん(中央)
お客さんと感情的につながるためには、よりフラットな(対等な)関係を築くこと
ここからはちょっと過去の話・・・、ボクたちは結婚前からそれぞれ福岡でイベントを主催していたけど、コミュニティをつくっている意識は全然なかった
「参加してくれた方たちを大切にして、喜んでもらおう!」
ただ、それだけだったし、その根っこは今でも変わらない
現代との違いは、SNSやスマートフォンがなかったこと
インターネットはダイヤルアップだったし、ホームページを持ってる人だって稀だった
だから「人とのつながり」はAさんとBさんを対面させて、お互いの共通項をシェアして、直接コミュニケーションによる顧客体験をクリエイトしていた
おそらく今だったら、もっとデジタルなやりとりが多くて、顧客体験の質も全然違ったものになるだろうね
ボクたちが当時どのイベントでも一貫していた「ライフワークで豊かに生きる」というテーマは、時代観としても早かったと思う
それも東京ではなく、福岡という土地柄を考えると相当レアなコミュニティになっていた
だからこそ“つながりの密度”(という表現が適切かはわからないけど)は濃かったと思う
結果として、共感してくれる人たちのクチコミがどんどん広がって、コミュニティが大きくなっていった
当時からボクたちがお客さんのつながりで気をつけていたのは、よりフラットな(対等な)関係を築くこと
そして、そのほうがクチコミもより遠くまで広がる
これは、今までの実践結果でそう、としか言えないんだけどね
だから今でもそうしている
例えば、ボクたちの1Dayセミナーでは参加者同士ボクたちも含め、全員にニックネームをつけてそれで呼びあって一日過ごす
そうすると、みんなフラットなコミュニケーションになるんだよね
もちろん、お互いへのリスペクトは失わないカタチでやってるよ
すると、お客さんたちもより楽しんでくれて、盛り上がるんだよね
この雰囲気をテキストで伝えるのは難しいんだけど、こうやってみんながより感情的なつながりを感じるようにしてる
お客さんと感情的なつながりを築くために役に立つことはいくつかあるんだけど、今回あなたにやってほしいことは
お客さんと
・フェイス・トゥ・フェイスでコミュニケーションする
・パーソナルな(個人的な)話をする
・自分の感情を表現する
・お客さんの感情をそのまま認める
・お客さんの未来は必ず良くなると応援する
こと
ほんの少しの時間でいいし、全部のことをできなくてもいいよ
ボクたちの今までの経験で、これらのことをやると、お客さんたちとより感情的につながれるからね
もちろん、それでリピートもアップするし、クチコミもより遠くまで広がっていくからね
P.S. CMCのメンバーや参加者の皆さんはユニークな方たちばかりで、とても楽しかった!また参加しますね

最後はコミュニティの「C」をみんなでつくってパシャ!