見込み客リストを集める時は、直接コミュニケーションを避ける

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です

最近、先日の【集客の極意】セミナーのあるシーンを何回も思い出している

それは、参加者のおひとりが「私には、今アタックできる見込み客がほとんどいません!」と仰られたこと

その方のお顔が忘れられなくて、ここ数日はそのことばかり考えている

その日の参加者は、ゼロからの方ばかりだったので、その方を始め、当然だけど、みなさん見込み客が少なかった

そこで、今回のトピックは「どうやって見込み客リストを集めるのか?」

これはビジネスの永遠のテーマであり、すべてのスモールビジネスオーナーが抱えている問題で、みんな手探り状態

ビギナー向けのトピックだけど、上級者にもヒントになると思うので何回も読んでほしい

見込み客リストを集めるとは、興味のある人に手を上げてもらうこと

まず「どうやって見込み客リストを集めるのか?」は、ケース・バイ・ケースで考えないといけない

だから、ここでは一般的なことをお伝えするので、役に立ちそうなところを活用してね

見込み客リストを集めるとは、わかりやすくいうと「わたしの商品・サービスに興味がある方いませんか?」と市場に投げかけて

「ハイ! 私、興味があります!」と手を上げてもらって

「では、こちらにサインをお願いします」と登録や申込みをしてもらうこと

やり方は、市場に、集客用の商品やサービス(以下、フロントエンド)を提供して、登録・申込み・請求してもらう

そうすると、見込み客のお名前・住所・メールアドレス・電話番号・アカウントなどの、連絡先があなたの手に入る

これが、見込み客リストを集めるということ

例えば、典型的なのが

・メールマガジンに登録してもらう
・お試しセットを請求してもらう
・体験会に参加してもらう
・アプリの無料版を利用してもらう
・ポイントカードを作ってもらう

とかがそう

できるだけカタチのあるモノをつくって、直接コミュニケーションを避ける

それで、フロントエンドを考えるときの注意点としては、できるだけカタチのあるモノをつくるということ

カタチのあるモノは、アナログでも、デジタルでもOK

例えば、英会話スクールだとしたら

・初回無料の体験会に参加してもらう

ではなくて

・『たった30日で英語がペラペラになる7つの秘密』の無料DVDを作成して、それを請求してもらう

という感じ

その理由は、お客さんは知らない人(あなた)と、いきなり直接コミュニケーションするのは抵抗があるから

会う・電話する・問い合わせる、という直接コミュニケーションは、セールスプロセスの”クロージング”に近いものをお客さんとしては想像してしまうわけ

いわゆる「何か売りつけられるんじゃないか?・・・」と常に思っているということ

だから、無料体験会に参加、でもいいんだけど、これだと「まだ入会は考えてなくて、ちょっと興味があるだけなんです〜」「入会を迫られたら嫌だから、どうしようかな?・・・」というレベルの見込み客を落としてしまう

それより「とりあえず、今は資料だけもらっとこうかな?」という見込み客も広く集められた方が、リストも増える

そして、その集めた見込み客リストを教育して、無料 or 安価な体験会のお知らせをして、その体験会参加者に初級クラスをセールスして、さらにステップを上がってきてもらう

この方が、見込み客リストの数が増えるし、体験会にはさらに見込み度が高いお客さんだけが参加するので、セールスステップもスムーズになる

市場には、まだ興味が薄い段階の見込み客の方が数が多いし、何より競合他社よりも先に縁を作っておいた方がいい

そのためには、できるだけカタチのあるモノをつくって、そのモノを請求・申込み・登録してもらう、という間接コミュニケーションで見込み客リストを集めることを考えてみて

このトピックはまだ続きがあるので、また次回もアップするかもしれない

P.S. 昨夜、その【集客の極意】セミナー参加者から、新たな成果報告が届いた!

気になっていた方だったので、とてもうれしかった

最初の「0から1」が一番大変だし、なかなか結果が出ていないのを知っていたから、喜びもひとしお

伊堂寺義則

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クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。