こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です。
あなたは毎日、どれぐらいの時間をコンテンツの消費に使っているかな?日々、膨大な情報がアップデートされているから、チェックするだけでも時間がかかるよね。
誰もがオンラインで発信しているから、ちょっと言葉は悪いかもしれないけど、「オンラインは時間の奪い合いの世界だな」って感じる。ボクもそうだけど、みんな「わたしのところに来て!見て!」って感じだからね。
そこで今回は「オンラインは時間の奪い合いの世界」ってテーマでお伝えするね。
仕事の組み立て方のヒントになると思うから、ぜひ読んでほしい。
1クリックでつながることもできるけど、1クリックで離れることもできる
例えば、ライヴのプレゼンテーション(ライヴ配信やzoomでのオンラインセミナー等)にお客さんが少なかった。最後まで集中して見てくれる・聞いてくれるお客さんが少なかった、という課題をあなたは感じたことはないかな?
あなたの意識は、「お客さんをいかにたくさん集めるか?」「どうやったら、お客さんを集中して留めておけるのか?」にフォーカスしているかもしれない。けれどボクは、安易に“ライヴでやること”はリスクが高いなと感じる。(意図的にやる場合はOK)
というのは、オンラインの世界では、お客さんの時間を拘束する、しかもその時間は集中してもらう、ということがかなり難しいから。1クリックでつながることもできるけど、1クリックで離れることもできるからね。
オンライン化が激しくなってきて、お客さんの“時間の奪い合い”がこぞって展開されている。しようがないことだけど、これはスモールビジネスのオンライン化にとってひとつの大きな課題だと思う。
あなたではなく、コンテンツに仕事をしてもらう
この問題を解決するためには、あなたではなく、コンテンツに仕事をしてもらうこと。
その理由は先に述べた通りで、あなたがやらないといけないマーケティングの施作や商品・サービス開発に時間を必要とするのに、それに逆行して、お客さんを留めておく時間が限りなく少ないから。
あなたは、“時間の奪い合い”の世界から離れないといけないし、そこで消耗してはいけない。そこはあなたのコンテンツでやってもらう。コンテンツはいくら働いても疲れないからね。
スモールビジネスはお金・時間・マンパワー等のリソースが少ない分、コンテンツのパフォーマンスを最大限に発揮させて
コンテンツで集客する
コンテンツで教育する
コンテンツで販売する
ビジネスモデルを築いていかないといけない時代になったと感じる。
“時間の奪い合い”から独立したビジネスモデルにチェンジしていく
今回あなたにやってもらいたいことは、時間と仕事を切り離していくこと。徐々にね。オンライン化の比重が高くなるからこそ、“時間の奪い合い”から独立したビジネスモデルにチェンジしていく。
つまり、あなたが注いだ時間とエネルギーが、あなたの収入を生み出すのではなくて、あなたの時間とエネルギーを注いだコンテンツが、あなたの収入を生み出す。という風にワークスタイルをシフトさせていかないといけない。
今回のトピックはちょっと固かったけど、『時間』という切り口でオンライン化を考えてみた。お客さんの“時間の奪い合い”は、これからますます激化していくと思うから、スモールビジネスはパワー勝負から離れないといけない。
具体的には、あなたの分身となって働いてくれるようなテキスト・音声・動画・それらをミックスした突き抜けたコンテンツを作っていこうということ。そしてそれらを最大限に働かせて“時間の奪い合いの世界”から離れていこう、ということが伝わるとうれしい。
P.S. 時代的なことを言うと、これから複業で働く人も増えてくると思うし、ワーケーションも当たり前になってくると、“時給”というコンセプト自体が古くなっていくよね。