オプトインページを作成する

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です。

先日のアンケート実施から感想をいただくのが続いていて、全部で9割以上の方たちから返信をいただいている。何人かの方には、ボクがいくつかツールをオススメしたんだけど、「それに乗り換えます」という返事が複数あった。

ボクはまず「ハードもソフトも、いろんなツールを使ってみたい」タイプなんだけど、それが今までできなかったことが、できるようになるのにイチバン早い方法なんだよね。例えば野球がうまくなりたいなら、野球の勉強をするのも大事だけど、それよりもまずグローブ・ボール・バットを揃えないとね。

今回はそのツール関係で、リードジェネレーションの3回目「オプトインページを作成する」の話。見込み客リストを集めるのになくてはならないものだから、そのつもりで聞いてほしい。

オプトインページとは?

メールアドレスを登録してもらうためのランディングページのことを『オプトインページ』と言う。別名スクイーズページとも言ったりする。言葉の意味としては

オプトイン(opt-in)ページ・・・(自分で)選択・同意して中に入るページ

になる。

オプトインページの目的は「リード(見込み客)のメールアドレスを獲得すること」であって、商品やサービスを販売することではない。できるだけたくさんのメールアドレスを獲得したいから、無料でオファーを提供して、それと引き換えにメールアドレスを提出してもらうことが多いね。

スモールビジネスはいきなり商品やサービスを販売するよりも、まずはメールアドレスを登録してもらうことに専念して、そこから関係性を築いていく。そして商品やサービスの販売を通してファンになってもらう、というのがセオリー。

なぜ、オプトインページが重要なのか?

商品やサービスを販売するためのページを『セールスページ』と言うけど、いきなりリード(見込み客)をセールスページに誘導して販売しないほうがいい。

なぜなら、それができたとしてもリード(見込み客)は「ほしい!」気持ちが全然高まってないし、購入の必要性を感じるための知識や情報も不足しているから、ほとんど購入しない。何より残念なことに、落としたリード(見込み客)は二度とあなたのところに戻ってこない。またゼロから探さないといけない。

リード(見込み客)を見つけて目の前に連れてくるまでがイチバンお金も、時間も、労力もかかるのに、限られたリソースしかないスモールビジネスが、こんなに効率が悪いことをやっていて続くはずがない。

オプトインページを作ってメールアドレスを獲得しておけば、解除されるまでは何回でもリード(見込み客)と接触するチャンスがある。少しずつ自分たちや商品・サービスを紹介しながら、購入のチャンスやクチコミしてもらう気持ちを高めてもらうことができる。

オプトインページの事例

ここではわかりやすいように、ボクがフォローしているパット・フリンさんのオプトインページ を紹介して、どんな風に作られているか?を見ていこう。下記に出典のリンクを貼っておくので、ボクの説明と見比べながら読み進めてもらえたらわかりやすいと思う。英語だけど、わからなくてもいいから、別タブで裏で開いてやってみて。

出典『Go From 0 to 100 Email Subscribers in 3 Days!』by Pat Flynn

このオプトインページのタイトルは『Go From 0 to 100 Email Subscribers in 3 Days! (3日以内にメールアドレスの登録者を0から100人まで増やそう!)』というもので、登録すると動画のオンラインコースが商品として提供される。そのオンラインコースでメールアドレスを増やすノウハウをレクチャーしてくれる、というもの。

このオプトインページは

1. トップ
2. セールス動画
3. 社会的証明(お客さまの声)
4. プロフィール
5. CTA(Call To Action)行動の呼びかけ
6. ポップアップの登録フォーム

の全部で6つのパートに分かれている。

その構成をひとつずつ見ていこう。

1. トップ

0 to 100 Email Challenge 1

●ポイント

・ファーストビューで順番に「ヘッドライン」「サブヘッドライン」「CTA(Call To Action)」「商品の写真」と見やすい。
→ ヘッドラインが「3日で見込み客リストが100人増えるの!」とても魅力的で想像が膨らむ。

・サブヘッドラインは「72時間のチャレンジに参加しませんか?一歩一歩教えますし、まだビジネスもブログも持ってなくても大丈夫です。これまで10,000人以上が参加してるから、あなたもぜひ参加してください。下のボタンから登録してね」て書いてある。
→ 「3日間ならがんばろう!」って気になれるし、初心者でも大丈夫そう。10,000人も受講してるし、CTAもきちんと言葉で明示してある。とても魅力的に、かつ、重要なことを簡潔にまとめてある。エクセレント!

・メールアドレスを登録してもらうことが目的だから、「CTA」がファーストビューですぐ目に入るようにしている。
→ これでページ訪問者は「ここに登録するんだな」と直感的にすぐ理解できる。

・登録したら何がもらえるのか?「写真」で商品のイメージをわかりやすくしている。
→ 物販だったら商品の写真をそのまま使えるけど、デジタルの商品やサービスでも写真が入ったほうがベター。

・「CTA」の文言も「I’m in. Let’s do this.(さあ、登録してやってみよう!)」と、目的の「登録する」ことがきちんと言葉で明示されている。
→ 「CTA」の原則は、“お客さんにやってもらいたい行動を言葉できちんと書く”ということ。それが守られている。「ここをクリック」じゃNG。

トップがイチバン大事だけど、とても素晴らしくて、登録したくなるね。

2. セールス動画

0 to 100 Email Challenge 2

●ポイント(英語がわからなくてもいいから、動画を流して雰囲気を感じてみてほしい)

・セールス動画の上の文章で「登録したら、すぐに、最初のインストラクション(手順・指示)が届きます」と伝えている。
→ 登録者を待たせることなく、すぐに商品を体験してもらえるようにセットしている。

・セールス動画ではパットさんの顔と生声で、自分のパーソナリティや雰囲気を伝えている。
→ 笑顔もよくて、自信が伝わってくる話し方で、バックもカッコイイ雰囲気に整えている。全体的な表情やジェスチャーも抑揚をつけていて表現豊か(オンラインではとても大切)。

・「お客さまの声」で社会的証明をパワーアップさせている。
→ おそらくこのビデオは2回目以降のもので、1回目で成果を出している「お客さまの声」を事前に集めて伝えている。

・いつ始まるか?何が届くのか?スタート日時や無料なこと、「下記ボタンをクリックして登録してください」を強調して動画でも説明している。
→ ページ全体にテキストで書いてあることを、もう一度、セールス動画で細かく伝えている。特にCTAは2回も強調して伝えている。

・事前にセールス動画を見せることで、商品のオンラインコースがイメージできる。
→ 講師のパットさんの雰囲気や動画を先に見せておくことで、登録者が違和感なくオンラインコースに入っていけるようにしている。もしこのページがテキストだけで作られていたら、商品のオンラインコースを始めたときに、少し身構えて、内容にフォーカスするのに時間がかかってしまう。“3日間”という時間制限がある内容のなので、成果を出す人をできるだけたくさんの増やすために、このセールス動画をここに入れている。

基本的には、このページのテキストで書いてあることを、動画でもう一度伝えているね。

3. 社会的証明(お客さまの声)

0 to 100 Email Challenge 3

●ポイント

・上の「This Challenge Seriously Works!」は「このチャンレンジはマジでうまくいくよ!」という意味。

・このチャレンジでは裏でFacebook Groupを作っていて、そこで結果を出した人の声を拾ってきて集めている。
→ 「自分もこれだといけるかも!」という雰囲気が醸成できている。たくさんの人が書き込めば、さらに書き込みやすい雰囲気が作れる。「いいね」がつけばさらにうれしいし、クチコミも生まれやすくなる。

・きちんと顔出ししている人の「声」を選んでリアル感を出している
→ 男性・女性・カップル、年齢層も少しバラけるようにして、できるだけ多くの層へアピールしている。偏っていると、当てはまらない人を弾いてしまう。

このオプトインページ全体は「社会的証明」で推しているね。

4. プロフィール

0 to 100 Email Challenge 4

●ポイント

・写真を入れて、顔出ししている。
→ あらかじめ素敵な笑顔で顔出しすることで、パットさんのパーソナリティを伝えている。オシャレな感じも伝わってくる。これでスムーズにチャレンジに入っていける。(セールス動画の説明と同じ)あとはどうしても「顔が気に入らない」という人を、ここでスクリーニングしている。

・プロフィール文で、自分の過去の失敗を伝えて共感を生み出している。
→ 小さいプロフィール文は、簡単にお伝えすると「自分がブログを始めたときに、リストを集めも同時にやらないといけなかったけど、それをやっていなくて大きなミスをした!」と書かれている。リスト集めに苦戦している人の気持ちに寄り添って、共感を生み出している。

自分の顔ってユニークさのシンボルだから、プロフィール紹介の時はしっかり出したほうがいいね。

5. CTA(Call To Action)行動の呼びかけ

0 to 100 Email Challenge 5

●ポイント

・オプトインページの目的は「登録してもらうこと」だから、きちんと最後のひと押しをする。
→ 英語の意味は「今すぐご登録を!最初のレッスンは準備完了済みです!」みたいな感じ。

・このオプトインページのテーマカラーは白だけど、最後のCTAのバックは色を変えて強調している。
→ 目的の部分はコントラストをつけて自然と目に入るようにしている。

6. ポップアップの登録フォーム

0 to 100 Email Challenge 6

●ポイント

・これは登録ボタンの「I’m in. Let’s DO this!」をクリックしたら出てくるポップアップの登録フォームで、必要な手続きにフォーカスさせている。
→ 後ろのページがチラチラ目に入らないようにフォーカスさせる。「見込み客は何をやればいいか?」クリアになる。

・わざわざ1回余分にクリックを多くさせている。
→ 登録する人のクオリティを高めるために、わざわざ1回余分に多くめんどくさい行動をさせている。オプトインページに登録フォームを埋め込んでもいいけど、ここで小さなスクリーニングをかけている。

・登録フォームの内容を必要最小限にしている。
→ オンラインコースはデジタル商品なので、都道府県のような場所を登録してもらう必要はない。基本的に登録フォームは数が多いほど、登録者のクオリティは上がるけど、登録数は減る。今回はその逆にしている。

・継続してメルマガを送る同意を取っている。
→ 法律的に必要なので作っているのと、ここにチェックが入ってない人は、ただ無料オファーがほしい人なだけなので、あとで削除するためでもある。

・明確なCTAを何回も提示する。
→ 「登録してもらうこと」が目的だから、それをイチバン多く、何回も表現を変えて伝えている。

とてもお手本のような素晴らしいオプトインページだね。

オプトインページを作ってみよう!

今回あなたにやってもらいことは、実際にオプトインページを作ってみること。やっぱりお手本になるようなページを見ながら、それをマネして作っていくとやりやすよね。

あとはツールの選定になるんだけど、そこはいくつかの選択肢がある。WordPressでも作れるし、ランディングページビルダーも日本製・海外製がある。Eメールサービスプロバイダー(メール配信システム)の機能として入っているものもある。ちなみに、今回紹介したパット・フリンさんのオプトインページ は『Leadpages』というアメリカのランディングページビルダーで作られているよ。

今だったら、ブログを始める前にオプトインページからリードジェネレーションを始めることもできるし、YouTubeで動画をメインに活動していくなら、そこからオプトインページに導線を作ってもいい。

いずれにしても、見込み客にメールアドレスを登録してもらうためには、どこかにオプトインページを作らないといけない。いつも言ってるけど、ただブログ書いてSNSにリンク貼るだけでは、いつまで経ってもリストは落ちてきませんから。

P.S. 今回ボクも勉強になったな〜。ちなみにパットさんは、ボクが愛用している『ConvertKit』のユーザーでもあり、アドバイザーでもあるよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。