こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です
先日、サンフランシスコ研修の最後の報告会があり、すべてのプログラムが終了した
とてもエキサイティングな半年間だったし、自分の中に「グローバル」という新しい世界が生まれた
体験してきたエッセンスも少しずつ取り入れ始めていて、日々の仕事をパワーアップさせている
この半年間の活動の中で得たものは、とてもここでは書ききれないけど、キーワードをひとつを挙げるとしたら「スタートアップという生き方」に触れたこと
今回はトピックは、いつものマーケティングとはカラーが違うけど、ビジネスの本質に触れていると思うので、ぜひ読んでほしい
スモールビジネスは、お客さんの問題を解決する。スタートアップは、世界や社会の問題を解決する
最後の報告会で、今回お世話になったbtrax社CEOのブランドンさんと孫泰蔵さん(ソフトバンクの孫さんの弟)との対談があった
その中で、泰蔵さんが
「福岡というステキな街に住んでいるからこそ、世界や社会の課題に目を向けてほしいし、そのためにグローバルに貢献してほしい」
という旨を仰っていた
ボクも今回のプログラムで、そこが大きく変わった
自分なりの表現だと
スモールビジネスは、お客さんの問題を解決する
スタートアップは、世界や社会の問題を解決する
という感じ
スタートアップというのはグローバル規模だし、もちろん、そこにユーザー(お客さん)のニーズを満たすというのは含まれているよ
そして、イノベーションを起こして、その結果、世界や社会の問題を解決していく
ボクは今まで、自分のお客さんのことだけにフォーカスしていて、その責任を果たすことを一生懸命やってきた
正直、世界や社会のことまでは考えていなかった
でも、今回サンフランシスコに行って(ちょっとカッコイイ言い方になるんだけど)世界や社会が直面している問題に対する起業家としての責任というのがほんの少しだけ芽生えたような感じがする
ちょっと視野が広がった、というのかな
”芽生えた”というより、まだ”タネが植えられた”というレベルやね 笑

スタートアップ支援について熱く語る高島宗一郎福岡市長 今回のプログラムで何回もお会いした
メインキャストは、お客さんたち。メインストーリーは、お客さんのお悩みや課題を解決していくこと
で、ここからが今回の言いたいことなんだけど、あなたはスモールビジネスだと思うので、まずはお客さんのことを考えてほしい
その時に、もっともっと”お客さんのストーリー”について語ろうということ
この”お客さんのストーリー”というのは、もうちょっと詳しくいうと
・お客さんの、お悩みや課題・欲求や願望のこと
・お客さんの、何が障害になっているのか?
・お客さんの、何が?どうなれば?満足なのか?
・どうやって、その問題を解決するのか?
・その結果、お客さんはどう喜んでいるのか?
そういう”お客さんのストーリー”について、もっともっと語ろう、シェアしようということ
スタートアップだと、それが世界や社会になるんだけど、そういう”お客さんのストーリー”がメインなんだよね
反対なのが、自分の商品やサービスのことばかり語っていませんか?ということ
映画でいうと、メインキャストは、お客さんたち
メインストーリーは、お客さんのお悩みや課題を解決していくこと
その結果、お客さんがより幸せに豊かになっていくこと
ボクたち販売役はサブキャラで、商品やサービスは小道具みたいなもの
これが「スタートアップという生き方」に触れて、すごくインスパイアされた
でも、これがビジネスの本来のあり方だと思うし、何より今は、”お客さんのストーリー”について考えたり、それについて語ることがワクワクするんだよね!
東京1Dayセミナーの参加者の方ともやりとりしてたんだけど
自分の商品やサービスについて熱くたくさん語れるくらい、自分のお客さんについても熱くたくさん語ってほしいよねって
あなたも、自分の商品やサービスを語ることに以上に、”お客さんのストーリー”についてもっともっと興味・関心を持ってほしいし、それについて語ってほしい
もしあなたがお客さんだったら、そんな人に仕事をお願いしたいと思うんじゃないかな
P.S.今回、孫泰蔵さんのお話は初めて聞いたけど、喋り方や声のトーンがめちゃくちゃ優しくて、それでいてエッセンスはシャープな感じだったよ