こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です
随分、久しぶりになったけど、1月末に”湯治”に行ってきたよ
妻が、1年前に喘息(らしきもの)を発症して以来、寒暖差があると苦しそうなんだよね
今年の冬は、福岡でも雪が降ったりして寒い日が続いていたから、ボクが「湯治とか、いいかもねぇ・・・」ってポロっと言ったら・・・、新しいことが大好きな妻が目を輝かせてガーッとネットで調べて、瞬く間に決定!
初めてレンタカーを借りて、まずは熊本・阿蘇の”はげの湯温泉”に行ってきたよ
今回はそこで感じたことをお伝えするね
今回のテーマは「”新しい顧客体験”を提供できてる?」

白い雪景色とコバルトブルーのお湯にはしゃぐ妻
年始から、何人かのVIPのお客さんのビジネスを同時に考えている
・成熟産業で、古くなったビジネスモデルの方向性・・・
・ボクと同じような講師業のコンセプトづくり・・・
・サイトリニューアルからのプロモーション・・・
どれも長期プロジェクトだけど、一度に新規ビジネスを3つ立ち上げた感じ
抽象度が高い部分を考えることも多くて、毎日、結構な集中力を使うんだよね
それにボクは寒いのが苦手で環境を変えたかったし、”湯治”は初めてで、ボクも妻も大賛成だった
ここからはマーケティング脳を使って読んでね
湯治場はいくつもあるんだけど、ボクたちが”はげの湯温泉”に決めた理由は2つ
・珍しいコバルドブルーの美しいお湯
・”地獄蒸し”という温泉噴気の蒸気蒸しで自炊ができる
ざっくりいうと、その「新しい体験」に惹かれたから
ボクたちが湯治場に来た目的は「体の療養」
これが顧客の立場で求めている結果
ただ、体に良いことなら手段は他にもあるよね?
例えば、マッサージもそうだし、体に良いものを食べるのもそう
実際、それもやってるけどワクワクする新鮮さは感じない

気温はマイナスの中、100℃の”地獄蒸し”

なぜ”地獄蒸し”でイタリアンに?!
お客さんがちょっとした「ワォ!」って気持ちを感じられる新しい体験を提供してほしい
ここからは、現代のスモールビジネス全部に言えることだけど、【お客さんの求めている結果】を【新しい体験を通して】提供してあげること
「顧客体験」が今の時代の価値なわけ
特に、クチコミのことを考えるなら、商品やサービスが良いのは当たり前!
でも、それだけじゃ不十分で、それにお客さんがワクワクする何か新しい体験が必要なわけ
例えば、ボクたちにとっては”湯治”や”地獄蒸し”が新しい体験だったから、こうやってクチコミしてる
あなたに考えてほしいのは、お客さんに何か新しい体験を通して価値を提供できないか?ということ
で、いつも言ってるけど、難しく考えなくて
ちょっとしたサプライズ
ちょっとしたホスピタリティ
ちょっとしたワクワク感
ちょっとした笑いや楽しさ
お客さんが、こういうちょっとした「ワォ!」って気持ちを感じられる新しい体験を提供してほしい
クチコミの源泉は「感情」で、その感情を生み出すのは「体験」だからね
P.S. ”はげの湯温泉”の近くの”鍋ヶ滝”にも行ったよ、CMの舞台にもなったとこらしい
滝の裏側にも回れて、楽しかった!

”水のカーテン”と言われる「鍋ヶ滝」滝の裏を回ってこちらに来ました