こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です。
世の中にはEメール・ブログ・SNS・YouTube・DM・広告など、たくさんのマーケティングとセールスの手法があって、どれかひとつのノウハウだけで成果を出すのが難しい時代になってきている。
それに加えて、今みたいなコロナ禍では非対面なコミュニケーションが求められるので、ソフトタッチ(間接コミュニケーション)のツールを駆使しないといけない。
あなたのお客さんが何を見ているのか?によって、いくつか組み合わせないといけないけど、スモールビジネスはメールを軸とした『Eメールマーケティング』を組み立てる必要がある。
今回のテーマは「なぜ、Eメールマーケティングが重要なのか?」3つの理由をお伝えするね。
特に、コロナ禍でのパフォーマンスを上げたいなら、ぜひ読んでほしい。
今回はリードジェネレーションシリーズのステップ2「Eメールサービスプロバイダー(メール配信システム)と契約する」だけど、最初に、なぜ、Eメールマーケティングが重要なのか?ボクが思う3つの理由をお伝えするね。これはSNSのそれと比較しながら考えてほしい。
マーケティングをどういうふうに構築していけばいいのか?というのは、その時々のあなたの目的ややりたいことに即して変わるから、Eメールマーケティングだけが最高だというつもりはないよ。Eメールマーケティングの周りに、その他のものも組み合わせていかないといけないしね。
『Eメールマーケティング』が重要な3つの理由
その1. 自分のチカラだけでコントロールできるから
メールアドレスを軸にしてお客さんに情報発信していくためには、Eメールサービスプロバイダーと契約しないといけない。お金を払ってサービスを利用しているから、他社の広告が入ることもない。
あなたとリード(見込み客)の間に他の誰も介入せずに、リード(見込み客)の喉元まで直接情報を届けることができる。もしそのプロバイダーが業績不振で潰れたとしても、顧客データを書き出して他社のプロバイダーに乗り換えることができる。
前回の記事でもお伝えしたけど、集客はビジネスの生命線だから、あなたとリード(見込み客)の間に誰か?(何か?)に入られてはいけない。もし他者の意向であなたのリードジェネレーション(見込み客リストを獲得すること)に影響が出るなら、あなたはいつも首根っこを抑えられていることになる。
Eメールマーケティングは、あなた自身のチカラだけでコントロールできる。
その2. ROI(投資対効果)が高いから
Eメールマーケティングは、スモールビジネスが実施できるマーケティングの中でもROI(投資対効果)がとても高い。Eメールサービスプロバイダーの料金は登録者数や配信メール数、プランによって違うけど、月々3,000円〜5,000円ぐらいから利用することができる。
よくSNSのそれと比較されていて、ボクが見つけた情報だと、Eメールマーケティングの方が4〜15倍もROI(投資対効果)が高い。もちろん数字の比較は、いつ、どこの、情報を持ってくるかによって変わるから参考程度なんだけどね。
なぜ、そんなにROI(投資対効果)が高いのかというと、お客さんを細かくセグメント(グループ分け)できるから。例えば、見込み度が高いお客さんだけにセールスメールを送るとかが簡単にできるからね。SNSやその他のチャンネルは、見込み度や関係性によって届ける情報を分けることができないから、セールスの効果が薄くなる。
Eメールマーケティングは、ROI(投資対効果)がとても高い。
その3. その他のシステムと連携して、自動化できる
これは日本のEメールサービスプロバイダーだとほとんどできないんだけど、海外のものだと細かくセグメントやステップメール配信を組み立てることができる。これはシンプルな例だけど、フォームから登録してくれたリード(見込み客)でも、商品Aを購入している人だけに、さらに商品Bのセールスメールを送るとかね。
あと他には、顧客リストをエクセルで作って、Eメールサービスプロバイダーと別々に管理している場合とかもあるよね。その時に、あるお客さんが商品Cを購入したら、自動的にエクセルの顧客リストに“商品Cを購入”と紐付けることも簡単に設定することができる。いちいちエクセルを開いてひとりひとりデータを打ち込まなくてもいい。
これは事業を長くやっている人ほど共感してもらえると思うんだけど、ビジネスを続けていくと基本的にはお客さんは増えていく。それはとても嬉しいことなんだけど、それに従って自分の時間が減っていくんだよね。
だからお客さんを増やし続けながらも、自分の時間を作るために、仕事を仕組み化して手放していかないといけない。特に、いつも同じことを繰り返している作業的なタスクで、あなたの時間を取られることほどもったいないことはない。
Eメールマーケティングは、その他のシステムと連携して、自動化できる。

Eメールサービスプロバイダーの選び方
これはいつかガイドにまとめられたらいいかなと思ってるけど、基本的には「あなたの目的ややりたいこと」と「価格」で選ぶことになる。機能としては登録フォームやランディングページごと、配信メールやステップメール別に「効果測定(到達率・開封率・クリック率・成約率・解除率)」のレポートが見れることが大切だね。
あと「誰がクリックしたのか?わかること」がEメールマーケティングではとても重要になる。メールで見込み客の行動をチェックするのは、クリックしたかどうかで判断するしかないからね。効果測定の数字のレポートが出るだけでは不十分で、クリックした見込み客の名前まで特定できる機能がないとダメだよ。
というのも、見込み度が高いお客さんは何回もセールスページを見に来る。価格やオファーの内容を確認したり、問い合わせして疑問点を解消したり、購入が具体的に近づくほどアクションの回数が多くなる。例えば、セールスページを3回見に来たお客さんを見込み度が高いと設定して、その人たちだけを抽出してセールスメールを送る、といったことを予め自動化しておくってイメージできるかな?
こういったことがごく当たり前にできるEメールサービスプロバイダーを選んでほしいんだけど、ツールが変わると“できること”が変わるから、それを知って“やりたいこと”も変わってくる。だから、もしあなたが伸び悩んでいるなら、信頼できるマーケターに一度相談して選ぶのもいいと思うよ。
あるマーケターの「メールアドレス=現代の小切手」という言葉
ボクたちは起業した15年以上前からEメールマーケティングをずっと主軸でやってきているし、稼いでいる人たちもみんな必ずやっている。Eメールサービスプロバイダーの機能がレベルアップしているのもあって、海外ではまたEメールマーケティングが見直されてきているんだよね。
そして今年、コロナショックでコミュニケーションにパラダイムシフトが起きてしまった。非対面のコミュニケーション下ではオンラインのパフォーマンスを最大化させないといけない。ますますEメールマーケティングのレベルを一段も、二段もあげないといけなくなった。
ただでさえ、リードジェネレーションは難しい。リード(見込み客)はそう簡単にメールアドレスを落としてくれない。だけど売上に直結しているから、ボクたち売り手はなんとかしてメールアドレスを獲得しないといけない。あるマーケターはこのことをシンボル化して「メールアドレス=現代の小切手」と言っていたよ。
だからこそ、優れたEメールサービスプロバイダーを使わないといけないし、その選択をミスっていたら、with コロナの時代に成果を出していくのはますます困難になる。まずはログインして、見込み度が高いお客さんが誰なのか?、名前までしっかり特定するところから始めてほしい。
P.S. 近いうちにアンケートを送るので、あなたの現状を教えてもらえるとうれしい。