顧客リストを眺める習慣を身につけよう

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です

先日の富士での研修の参加者の方から、3月の終わりにうれしい実践報告をいただいた

本当はもっと長いし、他にも大事なことが書いてあったんだけど、今回のトピックにマッチした部分だけね

(研修から)早くも2週間です。無事に4月の契約の数字も見えてきました。そのうち全体の「そのうち客」は少なくない状況です。取引先とも良好な関係を築けているので、依頼も頂き、「そのうち客」も着々と増えております

講習の中で顧客台帳の話が出ました。なので私も依頼案件の台帳を作成してみました。依頼を頂いたお客様が、いつ引き渡しかどうか見る事の出来る資料です。その資料を作成し気づいた事は、5月、6月の「そのうち客」がいなく、4月からお打ち合わせ(「今すぐ客」へ替える作業)ができないという現実を目の当たりにしました。台帳を作成した事で、4月やるべき事が見えてきた気がします。

彼は、エクステリアの設計や施工をやっている住宅関係の会社の若手営業マン

ボクは研修の中で

・顧客リストのことを「顧客台帳」
・見込み客のことを「そのうち客」
・その中で見込み度が高いのが「今すぐ客」

とわかりやすくお伝えしたんだよね

そして、彼は早速、顧客台帳をつくって、4月・5月・6月の見込み客の状況が見えてきたというわけ

彼には、素直に実践してくれてうれしかったし、そして何より、営業マンとして素晴らしいですねって返信した

伊堂寺義則 三協アルミ セミナー 研修

マーケティングで一番大切なことは、常に見込み客リストを持っていること、いつもそれを集め続けること

2017.03.23

定期的に、顧客リストを眺める習慣をつける

あと、彼にもう一つ大切なことで「定期的に、顧客リストを眺める習慣をつけてください」ってお伝えした

これはボクもやってる習慣なんだけど、毎週1回は時間をつくって、顧客リストを眺めている

ボーって眺めるのでもいいし、優良顧客・見込み客って分けたり、何か目的を持って眺めるのでもいいよ

これは、ぜひあなたにも身につけてほしい”マーケティングの習慣”だから覚えておいてね

これをやるメリットは経験則でいくつかあるんだけど、そのひとつは、お客さんのことを”数字”ではなく、”人”として、よりリアルに思い出せるんだよね

どうしても「今月の売上は?」みたいな感じで、”数字”でお客さんのことをまとめちゃうじゃない?

別に、それは悪いことではないんだけど、顧客リストで眺めると、お客さんの顔と名前が浮かぶから、より”人”として、パーソナルに感情移入できるんだよね

「今月は、あのお客さんと、このお客さんのおかげだな〜」ってな感じ

スモールビジネスって、お客さんの距離感が近いってのが特徴だから、クチコミデザインでは、よりパーソナルで、感情的なツナガリをとても大事にしている

ましてや、クチコミなんて感情のカタマリだからね

もちろん、顧客リストは「今月の売上は?」「来月の見込みは?」ってデータやアイデアとしても使うんだけど、よりパーソナルで感情的なツナガリを築くためにも、定期的に顧客リストを眺める習慣をつけてね

やってると、自然とそうなっていくよ

P.S. メッセージの最後で「僕が数年後、会社で偉くなっていたら、是非勉強会を開いて頂きたいと思います」と書いてくれてて、うれしかったね〜

ぜひ、頑張って偉くなって、呼んでもらえる日を楽しみにしてるよ

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ABOUTこの記事をかいた人

クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。