こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です
先日海外旅行中に、歯の詰め物がポロッと取れて、あせった
ボクは歯医者にはほとんど行ったことがなく、2年前に親知らずで、子どもの頃以来に行ったぐらい
そのときも「この年齢で虫歯もなく、歯もキレイでめずらしい!」と褒められ、今回も褒められた!
ところが・・・治療が終わる頃、先生からビックリすることを言われた
先生「伊堂寺さん、マウスピースをつくりませんか?」
ボク「えっ? マウスピース?・・・ですか?」
結局、先生の話を聞いてマウスピースをつくったんだけど、マウスピースを歯につけたまま寝るって聞いたことある?
先生からの説明は
「伊堂寺さん、歯の表面に歯ぎしりの後が見られます。上下の歯を強く噛み締める歯ぎしりで、クレンチングというものです。おそらく、寝ている時に無意識にやっていると思われます。このままだと、歯が割れたり、欠けたり、削れたりするので、就寝用のマウスピースをつくって、歯を守りませんか?」
というものだった
金額を尋ねると5,000円ぐらいだったので、即決で先生にお願いして、つくってもらった
寝ている時なんで、防ぎ用がないしね
2週間ぐらいになるけど、もう慣れたよ。初日は、オエッ!っとなったけどね 笑
お客さんは、理由がないとお金を使わない。理由がないとというのは、気持ちが動かないと、と言い換えてもいい
今回のケーススタディは、先生がマウスピースをボクに売ったんだけど、なぜ、ボクは何の疑いもなく買ったのか?というところ
治療の帰りに、購入の決め手を深く考えてみると、もし、歯が傷ついてしまったら、元に戻らない・・・それで一生過ごすのは嫌だ!という『恐怖』だった
これは以前にもお伝えしたけど、お客さんは、理由がないとお金を使わない
理由がないと、というのは、気持ちが動かないと、と言い換えてもいい
お客さんの気持ちには、ざっくり言うと、このままだと何かを失うかもしれないというマイナスの気持ちと、これを買うとワクワクする、楽しいプラスの気持ちが手に入る、という2種類がある
例えば、食事・旅行・オシャレなんかは、プラスの気持ちを感じさせることが多いよね
楽しく、プチ贅沢してみませんか〜 とかね。先日のハロウィンなんかは、その典型的な例
あと、ボクみたいな問題解決型ビジネスや、学習塾・治療院・壊れたら買い換えるモノなどは、マイナスの気持ちを感じさせることもできる
どんなビジネスでも伝え方次第だけど、どちらかの気持ちに直面させないと、お客さんは行動しない
アクションとしては、購入後の世界を伝える。それと、もし購入しなかったら、どうなるのか・・・その世界を伝える、という2つをやってみて
商品やサービスのことを伝えるのではなくて、それを購入したら、こんなにハッピーになりますよ
もし、このまま購入しなかったら、・・・チーン!みたいにね
そうするとお客さんは、それぞれの世界の感情をリアルに想像できる
ボクの場合は、歯が傷ついて、一生そのまま、という『恐怖』を想像でリアルに感じたからマウスピースを購入した
プラスとマイナスのどちらでもいいから、その気持ちをお客さんに感じさせることをやってみてね
P.S. あなたも定期的に検診に行ってるかな?
歯医者もそうだし、健康診断もそうだよね
特に、虫歯は自然治癒しないので「最近、検診に行ってないな〜」と思ったらすぐに歯医者に行った方がいいよ