アンニョンハセヨ〜 こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です
この間、韓国の「大邱(テグ)」に行ってきたよ
ボクも妻も韓国料理のチヂミやホットクが好きで、ソウルや釜山に行った時よく食べてるんだよね
「もう10回ぐらい食べたから、なにか違うものも食べたいね〜」と話してたら、妻が「大邱ってホルモンが美味しいらしいよ!福岡みたいなんだって」って見つけて、ふたりともホルモン好きなので食べに行こうとなったわけ
大邱に行っていろいろインスピレーションを受けたんだけど、今回それをお伝えするね
今回のトピックは「競合と比べられない世界に行く方法」
クチコミされる・されないの違いはどこにあるのか?
ヒントがほしい人はぜひ読んでほしい
韓国の「大邱」って街、知ってるかな?
大邱はソウルと釜山に続く、韓国の第3の都市なんだよね
ボクたちが住んでる福岡からは直行便が出ていて、40分ぐらいで着くからあっという間だよ
離陸して、入国カード書いてたら、もう着陸
税関もまったく並ばずに(ひとりも)出れたのは驚き!
大邱はソウルや釜山と比べると、まだ全然、観光とかでは有名な場所じゃないみたいで、滞在中は日本人にひとりも会わなかった
街中を歩いていても、ほぼハングル文字だけで英語や日本語は皆無だったね
空港から街までもコンパクトにまとまっていて、それこそ「福岡に似てる」って感じた
大邱に着いて、ホテルでチェックインした後、早速、目的のホルモンを食べに出発
大邱には「アンジラン・コプチャン通り」っていう、ホルモン屋さんがたくさん集まってる有名な場所があって、そこが今回の旅の目的
ここは、韓国の5大うまいもの通りとして認められた場所
その通りの両サイドにズラーっと並んでるんけど、それがほぼ全部ホルモン屋さんで50件以上もある!
前もって調べていたお店に入って食べたけど、やっぱり本場だけあって美味しかったよ〜!
思ったよりも辛くないし、日本人にも合いそう


韓国のホットドッグ「ハットク」チーズが伸びる〜@朝鮮三大市場のひとつ「西門市場」
クチコミされるようになるためには、お客さんから「いいね」だけでは不十分で、「好き」って感じてもらわないといけない
ここまでは旅のエピソードだけど、ここからは大邱で感じたこと
韓国に限らずだけど、海外に行くと日本と違うから、自然と起きるのが「比較」
食事もそうだし、コミュニケーションもそうだし、自然と全部比較してしまうよね
ボクたちのビジネスもそうで、日々比較されて、その中でお客さんにどうやって選ばれるのか?
クチコミされるようなビジネスを創るためには、お客さんの“理屈”だけじゃなくて、“感情”にも訴求しないといけない
もうちょっとわかりやすくいうと、競合と比較されて“良い”というのは理屈で、“好き”というのは感情
だから、お客さんに「あなたたちいいね」から、「あなたたち好きだよ」って、理屈から感情に変わらないといけない
よくよく考えてほしいんだけど、「良い」っていうのは、もっと良いものが出てくればそれにとって代わられるよね
それは“理屈”だから
でも「それが好き」ってのは“感情”だから、それは競合から盗まれたり、コピーされたり、比較したりできないんだよね
だから、あなたのビジネスがクチコミされるようになるためには、お客さんから「いいね」だけでは不十分で、「好き」って感じてもらわないといけない
なぜならば、クチコミは理屈じゃなくて感情だから
それで今回あなたにやってもらいたいことは、お客さんと感情のやりとりをコミュニケーションすること
例えば、ボクは1Dayセミナーが終わったら、参加者の皆さんに
「今日は何がイチバン楽しかったですか?」
「今日の1Dayセミナーで印象に残っていることは何ですか?」
って参加者の感情がクライマックスになったことを詳しく聞くようにしてるんだよね
もちろん「お役に立ったことや実践できること」も聞くよ
でもそれはレビューシートに感想として書いてもらって、感情的なやりとりは直接口頭でコミュニケーションしてる
そうすると、お客さんの頭と心の中で、感情的にクライマックスになった部分を再体験してエキサイティングしてくれるんだよね
これを「今日はありがとうございます」だけで終わらせてしまうのは、すごくもったいない!
こうした小さな感情的なコミュニケーションの積み重ねが、競合と「比べられない世界」へ連れて行ってくれる
そして、これはお客さんにとっての特別な存在・選ばれる存在・クチコミされる存在になるために必要なこと
あなたも自分の商品やサービスの話をするのもいいけど、“お客さんの感情”にフォーカスしてコミュニケーションしてみてね
こんなことやってるスモールビジネスオーナーとかいないから
P.S. キム・グァンソクさんっていう大邱出身のシンガーソングライターにちなんだ通りに行ったんだけど、音楽ってエモーショナル(感情的)だよね
ボクもギターやってるけど、心にダイレクトに響くから好きだし、だからこそ多くの人たちを魅了するんだなって感じたね

