こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です。
先日、お客さんのタブレットとスマートフォンのセットアップをお手伝いした。
そのお客さんからは、少し前にこれからの仕事のことでご相談を受けていて、その一環としてコンピューター関係のこともお話していたんだよね。
お仕事がデザイナーというのも知ってたからタブレットを提案して、その方のワークスタイルにマッチした使い方をレクチャーしたら、とても喜んでいただけた。
ボクは、良いツールは積極的に使うことをオススメしていて、今回はその理由と時代の転換期をお伝えするね。
テーマは「時間と収入を切り離すワークスタイルの確立」
ビジネスモデルやワークスタイルで悩んでいる人は、特に読んでほしい。
良いツールを使う3つのメリット
最近、ハードウェアもソフトウェアも含めて、お客さんから買い替えやシステム移行のご相談がいくつか入ってきている。具体的には、
・PCやタブレット、スマートフォンの買い替えとワークスタイルとのマッチング
・Eメールサービスプロバイダー(メルマガ配信システム)のデータ移行や設定
・無料ブログサービスからWordPressへのサイトリニューアル
・動画収録のガジェットの選び方や編集ソフトの使い方 など
サーバーとドメインを契約してお客さんのサイトを引越したり、メルマガの顧客データを書き出して新システムに移行したり、たまに「携帯ショップの店員さんみたいだな(笑)」って思うこともあるよ。
コンピューターやネット関係のことは好きだから、お客さんの仕事をリニューアルしたり、システムをアップデートしたりするのは楽しい仕事だね。その辺りは、ボクができることなら幅広くご依頼を受けるようにしている。
例えば、釣りに行くのに釣竿がないと話にならないように、今の時代、ある程度のデジタルツールを揃えないと、そもそも仕事ができない。「ネット関係は苦手だから・・・」「よくわからないから・・・」では仕事が進まないから、好きで得意な人たちにお願いするのがイチバンだね。
1. 時間を短縮することができる
これは容易に想像つくと思うけど、例えば、ノコギリで木を切り倒すのを、チェーンソーでやれば、同じことを何倍ものスピードで終わらせることができる。
古くなったコンピューターから新しいコンピューターに買い替えたら、そもそもの処理スピードが早くなるよね。ここはあまり説明が必要ないんじゃないかな。
2. 知識やスキルがなくても、できることが増える
時間の短縮になる以外にも、必要な知識やスキルがなくても、できることが増えるんだよね。
わかりやすく料理の例えで、ボクは包丁で野菜の皮を剥くことがとんでもなく下手。だけど、ピーラーを使えばまあまあ上手にできる。ボクは「野菜の皮を上手に剥く」という知識やスキルがなくても、その目的をピーラーというツールを使うことで果たすことができる。
妻が料理上手だから、ボクが野菜の皮を剥くことはないけどね。良い例えになったかはわからないけど、ボクがお客さんたちにオススメしているツールは月々数千円程度のものから、買い切りでも数万円だから、そこまで大きくコストがかかるものじゃない。
3. 今までできなかったことが、新しくできるようになる
これはインターネットの世界が代表的でわかりやすいんじゃないかな。リモートワークなんかが典型的で、今までは同じ場所に集まらないとできなかった会議が、どこにいてもできるようになった。
郵便で数日かかって送っていた手紙が、メールで一瞬で届くようになった。銀行振込も手元のスマートフォンで、どこに行く必要もなくできる。今は時代の過渡期でこれまでの前提が壊れるイノヴェーションがたくさん生まれてきているよね。
今回あなたにやったほしいことは「何かひとつ新しいツールを使い始めること」ハードウェアでも、ソフトウェアでも何でもいいよ。そして今まではできなかった、何か新しいことをひとつできるように、コンフォートゾーン(慣れ親しんだぬるま湯の状態)を広げることにチャレンジしてほしい。
前回の記事でも書いたけど、何か新しいことができるようにならないと、これから来る世界的大不況は乗り越えられないと思う。その時に、良いツールを使うことで、スピード・知識・スキルをカバーしながら、新しいことができるようになってほしい。

<時間と収入を切り離すワークスタイル>を確立する
ボクが良いツールを積極的に使ってほしい理由をいくつか述べてきたけど、イチバンは<時間と収入を切り離すワークスタイル>を確立してほしいから。
これには少し説明が必要なんだけど、今の時代、ボクたちがある何かの情報を昇華するよりも、それ以上に早く、それ以上に多くの情報が生み出されている。そして、ボクたちの時間とエネルギーをフル活用したとしても、おそらく、社会が進化していくスピードのほうが早い。
その時に、“時間で縛られる仕事のやり方”をしていると、目の前のやらないといけないことも、次第にこなせなくなってきて、ジリ貧になっていく。
もちろん、スタッフを入れてチームを大きくすることもできるけど、このコロナ禍に安心して雇用するスモールビジネスオーナーはいないよね。ましてや今の傾向なら、これからどうなるかもわからない。
あまり時事ネタは語りたくないけど、コロナショックで継続雇用も厳しい、生活のために副業解禁も仕方がない、リモートワークで働く時間も場所も自由、こうなってくると「プロセスで給料を査定する」ことができなくなってくる。
まあ、もともとスモールビジネスオーナーに「時給」という概念はないけど、もう「時給」という考え方自体が古くなって時代に合わなくなったと感じるよ。
誰もがアウトプット(価値・成果)で収入が決まる時代になってきたから、<時間と収入を切り離すワークスタイル>を確立してほしいんだよね。そのためにも良いツールを使うこと・そのツールをフル活用してビジネスモデルを進化させることに、ぜひ積極的になってほしい。
P.S. もし、あなたが「何をどうしたらいいのか?わからない・・・」なら、ご相談いただければと思います。