売るために情報発信するんじゃないよ

ポストカード ハワイ

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です

先週、親しいお客さんから「公式サイトをリニューアルしたいんだけど・・・」というご相談をいただいた

クチコミデザインはサイト業者ではないけど、なんとかチカラになりたいと思ってご希望を伺いながらコミュニケーションを続けた

新しいカタチでお役に立てそうで、うれしくて、ワクワクしている!

情報発信は、売るためにするのではない

サイトの話が出たので今回はツールについて大切なあるコンセプトの話をしよう

あなたもスモールビジネスオーナーなら、なんらかの情報発信はしているだろうし、会社員でも自分のブログやSNSをつくって日々アップしているかもしれない

集客に関しては、どのツールを使って情報発信すれば、お客さんが集まるのか?という質問を絶えず頭の中で考えているかもしれない

もし、あなたもそうなら、ちょっと刺激的なコトをお伝えしよう

さっきの質問は前提が違いますよ、ということだ

どういうことか?というと、情報発信は、売るためにするのではないということ

では、何のためか?というと、情報発信は、お客さんとの関係性を築くためにするということ

もちろん、セールスをまったくやらないというわけではないけど、それは情報発信を続けるメインの目的ではない

お客さんと関係性を築くというのは簡単に言えば、覚えてもらうこと、好きになってもらうこと、この仕事は◯◯さんにお願いしよう!と感情的に感じてもらうことだ

「海外から、お客さんにポストカード送ったらおもしろくない?」

例えば、クチコミデザインでは特別なお客さんたちに海外からポストカードを送ってる

トップの写真が、昨年ハワイから投函したポストカードね

やり始めた時は「お客さんと関係性を築くため」なんてこともまったく考えてもなかった

「海外から、お客さんにポストカード送ったらおもしろくない?」
「お客さんたち喜んでくれるんじゃないの?なんか楽しいやん!」
「きちんと届くかな?海外からだから届かないかもね 笑」
「もし届かなかったとしても、それもネタでおもしろいね〜」

中には、我が家から歩いて10分のところに住んでいるお客さんに、わざわざハワイからポストカードを送るというヘンテコリンな感じ

なんか楽しそうやん!という軽いノリだけではじめて、毎回、お客さんにマッチしそうなカードをそれぞれ選んで、妻がカワイイシールをペタペタ貼って全員に手書きで短いメッセージを入れて送ってる

「次回のセミナーのお知らせ」なんてセールスを入れたことは一度もない 笑

以前、北海道のお客さんに会った時に「シンガポールから送ってくれたあのポストカードを部屋に飾ってます!」と聞いてビックリしたし、うれしかった!

まったく予想もしてなかったし、結果論だけど、お客さんとの関係性を築く助けになっている

ホットな関係性を築いている人や会社は、どんなツールを使ってもお客さんにメッセージを見てもらえている

流行りのツールを上手に使うのは大事!でもツールはあくまで道具・手段でしかない

ツールありきでやるんじゃなく、お客さんとどんな関係性を築きたいのか?で選ぶこと

そうすると、この時にはデジタルがいい、あの時にはアナログがいい、といろいろ選択肢が出てくるはず

大切なことは、お客さんにメッセージがきちんと届くこと、意図が伝わること・喜んでもらえる情報を届けたり、気持ち良いコミュニケーションをすること、そのための適切なツールはなんだろう?で考えて選ぶ

そして、お客さんとのホットな関係性を築いてほしい

ホットな関係性を築いている人や会社は、どんなツールを使ってもお客さんにメッセージを見てもらえている

お客さんが楽しみにしているから

ボクたちもそのポジションを目指していこう

集客や売上がついてくるのは、その後だからね

P.S. デジタル愛好家の人たちは、なんでもネットで済ませようとするから気をつけてね

そういう人は、たまにはお客さんにハガキを送ってみるのもイイよ

メール・ブログ・SNSなんかより、よっぽど見てもらえる確率高いしね

あの天下のGoogleだってDMで営業してくるからね

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ABOUTこの記事をかいた人

クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。