スモールビジネスがやってはいけないこと

ビジネスモデル

伊堂寺義則こんにちは、クチコミデザインの伊堂寺義則です

昨日、1部上場企業(業界大手3位)からの研修依頼が正式に決まった

「ボクは、スモールビジネス対象なんだけど・・・」と思ったけど、お話を伺うと、お役に立ちそうなのでお引き受けした

普通に、問い合わせから入ってきたんだけど、最初の連絡から話が決まるまで、丸1ヶ月かかった(打ち合わせ等はまだこれから・・・)

過去にも大企業からの案件はあったけど、やっぱり1部上場企業ともなると、それぐらいの時間がかかるのかな?

とっても光栄なことだし、またレポートするね

大企業のようなビッグカンパニーと小さな会社・個人起業家のスモールビジネスとの違い

これはよく1Dayセミナーとかで言ってるんだけど、スモールビジネスのビジネスモデルの話を少しするね

スモールビジネスでやったらいけないのが「低価格の商品 × 大量に売る」というモデル

なぜならば、これは大企業がやることだから

もちろん、利益用の商品が後ろに別にあるなら、集客用の商品としては大丈夫だけどね

スモールビジネスで忘れてはいけないことは「お客さんの数が少ない」ということ

ここをすべての出発点として考えないといけない

スモールビジネスのモデルは”お客さんの数が少ない”から大企業とは反対で「中高価格の商品 × 少量に売る」ということを頭に入れておいてね

「お客さんの数が少ない」から

→ 中高価格帯の商品・サービスがないといけない(そうしないと利益が出ない)

→ ある程度の中高価格帯で売るためには、オンリーワンのブランドづくりが大切(そもそもユニークじゃないとクチコミされない)

→ オンリーワンのポジショニングを確立すれば、価格決定権を自分のものにできる(相場の価格競争に巻き込まれにくくなる)

→スモールビジネスは商品やサービスのスペックで差別化するのが難しいから、ユニークなコンセプトとネーミングで勝負する

簡単に言うとこういう思考

「低価格の商品 × 大量に売る」という大企業のモデルで集客やセールスをがんばっても、疲れるばっかりで自転車操業になりかねない

だから、これはよくシークレット・コミュニティでやってるんだけど、そこではマーケティングの話をする前に、コンセプトづくりやネーミングづくりをやって、オンリーワンのポジショニングをどうやってつくるのか?をお客さんたちと一緒にやってることも多い

競合がゼロになることは絶対ないんだけど、ボクの言葉で「はじめから比べられない世界に立つ」というのが大事(なるべくね)

クチコミのことを考えても、そもそもユニークじゃないとね

最後はアクションなんだけど、低・中・高の3種類以上の商品ラインナップができてるか?そして、その価格帯でしっかり利益が出るか? 改めてチェックしてみて

例えば

低価格:集客用商品で見込み客リストを獲得するのが目的
中価格:現状をしっかり回していくための売上を確保する商品
高価格:新商品や未来のための利益をつくる商品

こんな感じ

特に、価格って最初に決めたら、なかなか見直さないからね

そもそも、しっかり利益が出るビジネスモデルになってないと、集客をがんばってお客さんを増やしても大変になるだけなんで、もっと俯瞰してみる目(引いてみる目)を養ってね

P.S. 今回お伝えした内容を「小さな会社の大きな問題」と言って笑いを取るんだけど、実際は笑いごとじゃないから!笑

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ABOUTこの記事をかいた人

クチコミデザイン代表 スモールビジネス専門のクチコミマーケッター スモールビジネス専用の新クチコミ理論【フラット・クチコミ】の提唱者。現在までに、小さな会社の経営者や個人起業家を対象に1,000件以上ものクチコミ支援を行っている。